アルマトイ中央バザール、キムチを売るおばさん

世界一周。予定になかったウルムチ訪問の帰り

ウルムチからアルマトイへの寝台バスで、アリと言う男性に会った。歳は25歳で出身はカザフスタン。中国の大学を卒業しカザフスタンに帰るところだと言う。日本人に限りなく似た顔つきで、そりゃあ同じアジアだもんな。と思っていたが、しばらく話して見ると彼の母親は朝鮮系だということで納得した。

アリの先祖は第2次世界大戦の際、朝鮮からモスクワに移住させられたらしく世界大戦後、人口密度が少なく土地も豊富なカザフスタンに移動して住み着いたらしい。

移住した先祖の息子からは朝鮮語を話すことはできなかったらしく、もちろんアリもアリの母親も朝鮮語を話せない。

しかし、母親はキムチをはじめとした韓国料理を作るそうで、料理方法は子から子へ受け継がれて行ったことが興味深い。

日本にも目を向けて見る。日本は単一民族とよく言われ、そして多くの日本人がそう言う意識を持っていると思う。日本人と、そこに住む少しの外国人、といったように。それでもアリの祖先と同じように日本には第二次大戦期の名残で在日コリアンやその子供が多く住み、コリアンタウンも形成され韓国料理や韓国文化を生業にする人も多い。日本に移住して住む外国人や、ハーフも増え、文化にもなっている。

ーーーアルマトイで一番大きな市場である中央バザールでは、遊牧民の食文化、乳製品を基にした食べ物や馬乳酒、そして香辛料や乾物が売られ、まさにシルクロードの雰囲気を残した市場だと感じた。

街を歩く人々の顔つきも多様で面白い。アジア系の顔つきのカザフ人、ロシア系の人、混血も進んでいるらしく、アジアの顔にかすかにコーカソイドを感じ取れる人。アジアの顔つきで、アジア人離れした長い脚のスタイルの良い女性。その逆。中央アジアでは本当に多様な民族が暮らしているし、それらが混じり合っている。まさに人種のるつぼと呼ぶにふさわしい。

さらに歩いていると朝鮮系のおばさんがキムチを売っているコーナーを発見した。この方達も寝台バスで会ったアリと同じようなバックグランドを持っているのだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました